日本の証券取引の中心である、東京証券取引所で9日、売買システムに障害が起きました。

売買停止には至りませんでしたが、大手証券会社などで一時注文受け付けができなくなり、顧客に影響が出ました。東証ではかつてシステム障害が相次ぎ、対策を打ったはずだったのですが、一時顧客の取引停止という悲劇は繰り返されました。

東証では2005年のみずほ証券の誤発注トラブルなどを教訓に、異常な注文を止める仕組みがありますが、動作確認の電文の異常は想定外で、大量のデータを受信したため四つあるサーバーの一つが使えなくなったとのこと。

野村証券などでは顧客の売買注文の一部を東証のシステムに渡せず、注文が滞留。昼に一時、顧客の受注を止め、サーバーの切り替えを完了して午後から通常の取引に戻し、みずほ証券もサーバーを切り替えて、午前中は止めたネット受注を午後に再開したという事です。

いずれにしても、東証などの取引所が障害が起きると投資家としては手の代償がありませんね。

今回は私は被害がなかったので、幸いでしたが、株を買いたいときに買えない、売りたいときに売れないというのはリスク以外の何物でもないので、東証にはしっかり対策をうってもらいたいものですね。

2020年、東京オリンピックに向けて、このところ好調だった日経平均ですが、思わぬところに落とし穴がありましたね。

こういうこともあるんだという良い教訓になりました。